近所でよくキジを見る。
キジは道の向こうの畑のへりあたりをノンビリと歩いていたりすることが多い(藪のそばを通ったら急に足元から飛び立つこともたまにある)。
 
いつか写真に撮ってやろうと思って、散歩するときはいつもデジカメを持ち歩いているのだけれど、近づこうとすると走ってスッと藪の中に消えてしまう。 
そういうわけで、いつも逃げられてしまい、撮影に成功したことはない。
 
今日は、比較的交通量の多い県道脇の畑の中を歩いているのを見た。
すぐ近く、二メートルも離れていないあたりを、作物の間を縫って歩いている。
 
オスだ。
緑色の体で、目の周りが赤い。
 
見つかったことに気づいたのか、急に早足になった(メイに見つかった小トトロみたいだ)。
急いでデジカメを取り出して起動し、構えようとした瞬間、キジは羽ばたいて飛び上がった。
 
キジという鳥は、あまり飛ぶのが得意ではないようだ。
必死に羽を上下させて車の行きかう県道の上に舞い上がったが、折からの強風に煽られてフラフラしている。
危なっかしい飛び方だ。
それでも、電線の上を飛び、県道の向かいにあるガソリンスタンドの裏側に消えてしまった。
 
今回もまんまとキジに逃げられてしまったわけだ。
たぶん敏捷さにはあまりめぐまれていない鳥だと思うのだけど、その分警戒心は強いらしい。