セザリア、カエターノ、龍一

Cesaria Evora,Caetano Veloso,Ryuichi Sakamoto - E Preciso Perdoar

AIDSチャリティ団体 Red Hot Organization による Red Hot シリーズの一枚、" Red Hot + Rio "(1996)より。
同アルバムはアントニオ・カルロス・ジョビンによる曲を中心にしたブラジル音楽をコンパイルしたもの。
 
参加メンバーがやたらとゴージャスなのだが(最晩年のジョビン本人をはじめ、ジルベルト・ジル、ミルトン・ナシメントマリーザ・モンチアストラッド・ジルベルトといったブラジルの大物ミュージシャンのほかにも、スティング、ジョージ・マイケルエヴリシング・バット・ザ・ガールなども)、中でもこの演奏が私のお気に入りだ。
 
ジョビンによるボサノヴァの名曲を、カボヴェルデ出身の大歌手セザリア・エヴォラとブラジルのカエターノ・ヴェローゾのデュエットが歌い、坂本龍一のピアノが奏でる。この絡み合いは絶品。