サリバン事件連邦最高裁判決の翻訳

id:tari-G氏にご教示いただいた*1愛知大学法学部法経論集第183号に掲載されているサリバン事件の連邦最高裁判決の全文の日本語訳が、pdfファイルとして愛知大学のウェブサイトに全文アップされていることがわかった。
なぜわかったのかといえば、愛知大学法学部法経論集第183号をとある大学で閲覧させてもらったところ、訳者の伊藤博文氏が「翻訳にあたって」と題したあとがき的な文章で同サイトを紹介していたからなのだった…
すでにコピーを入手した私は「もっと早く知りたかった」というところだけれど、興味のある方はぜひごらんになるといいと思う。
 
こちらです。→http://cals.aichi-u.ac.jp/project/PN0900.html
 
個人的に、リンク先の

アメリカの判例は、日本のそれと異なり、言語として文体、表現においても優れたものがあり、読んでいて読者に感動すらもたらすものもある。これらは、より多くの人にぜひ読んでいただきたいものであると考える。

という文章を読んで少し笑ってしまった。
いやーわかりますその言葉を挿入したくなった気持ち!*2
 
こういうわけで全文の日本語訳という強力な武器を手に入れたので、少しばかりダラダラ続いた本ダイアリーの「サリバン事件」シリーズも、やっととりあえずの締めくくりをすることができそう。
近日公開予定!